当院について
1959 年創業。はり灸治療・マッサージの老舗
『麹町リバース』は、お屋敷町であった麹町で、先代の院長が出張ではり灸治療・マッサージを行ったのが始まりです。文学者や政治家など、数々の著名人からも人気があり、多くの患者様の心と身体の癒しに貢献してきました。
その後、店舗を構え、ヨーロッパからオイルマッサージを導入するなどエステにも力を注ぎ、マッサージ技術を活かした全身美容のノウハウを全国に広げていきました。今では一般的に浸透しているボディマッサージのルーツは麹町リバースから始まったのです。
現在は、二代目の今井美千代院長を筆頭に5 名のはり灸治療・マッサージ師が、患者様の状態を見極めながら施術を行っています。長年培ってきた東洋のはり治療技術をメインにして、必要に応じてマッサージ治療を組み合わせるなどの治療方法により痛みやこりを取り除き、心身ともに健康な状態に回復させることのお手伝いをしています。
『麹町リバース』 - 名前の由来 -
リバースとは、「Re Birth」。心身ともに生まれ変わって健康になってほしいという願いから命名されました。

東洋医学の発想で行う、日本式のはり灸治療
東洋医学では、身体は「気」「血」「水」の3つの要素が体内を循環することで健康が維持されていると考えます。
「気」とは、いわゆる「元気」の気、「気力」の気、「やる気」の気です。精神活動も含めた生命エネルギーの根本ということです。
「血」とは、全身を巡って生理機能を保つもので、狭い意味では血液のこと。「水」とは、血液以外の体液のことです。
この量が不足したり、流れが悪くなって滞ったりすると様々な症状が起こります。
『麹町リバース』の治療では、まず経験豊かなはり灸師が患者様の状態を判断します。顔色や肌の色つやを目で確かめ、匂いを嗅ぎ、自覚症状を聞き、そして患者様の身体に触れて、「気」「血」「水」の流れが正常であるかを見極めます。その上で、硬くなる、冷たくなる、火照るなど、正常でない部位に対して指先でほぐしたり鍼で刺激を与えることによって、身体の流れをよくして整えていきます。
足元から触診するはり灸治療・マッサージ師の指先は、患者様の健康状態を知るアンテナであり、治療をつかさどる道具でもあるのです。